転移学習ガウス過程回帰代替モデルによる構造性能解析の計算負荷低減

Abstract

本研究では,転送学習を用いたガウス過程回帰によるサロゲートモデル(TL-GPRSM)を提案する.TL-GPRSMは,解析対象に近い入出力関係を持つデータをTLで考慮して,サロゲートモデルを構築することで,計算量を削減する. 検証では,免震RC橋脚の地震時刻歴応答解析を対象にTL-GPRSMを構築した.その結果,TL-GPRSMは転移学習を行わないサロゲートモデルよりも少ないデータ数で高い精度の予測ができることがわかった.また,関連度自動決定カーネルによって推定された寄与度から,転移学習の有効性を判断できることが示された.

Date
2022-09-16 09:50
Location
Kyoto in Japan
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